環境生物多様性

当社グループの事業活動は、地球上の多様な生物がつながることにより生まれる、生物多様性の恵みに大きく依存しています。そのため、地球規模の生物多様性を含む地球環境問題を重要課題の一つとして認識し、生物多様性を保全する活動に取り組んでいます。

「経団連生物多様性宣言・行動指針」賛同登録

当社は、一般社団法人日本経済団体連合会に加入しており、「経団連生物多様性宣言」の趣旨に賛同し、「経団連生物多様性宣言イニシアチブ」に参加して、生物多様性の保全に取り組んでいます。

生物多様性保全への取り組み

イタセンパラ

イタセンパラとは、タナゴの一種で国の天然記念物に指定され、絶滅危惧種となっている魚です。昔は淀川でたくさん見られましたが、一時は観測できないほど激減しました。淀川の「生物多様性民間参画パートナーシップ」行動指針シンボルフィッシュでもあるイタセンパラの保護を願い、当社発祥の地にほど近い大阪市旭区の城北ワンドで、年2回外来魚の駆除や河川敷の清掃を行っています。2023年度は、のべ29名が参加しました。

「おおさか生物多様性応援宣言」の承認

当社が生物多様性保全の取り組みとして行っている上記活動や、工場における植樹活動、鹿島工場で開始したPTPシート廃材リサイクルのマテリアルリサイクルによって、マイクロプラスチックの発生を防ぐ取り組みなどが評価され、大阪府より「おおさか生物多様性応援宣言」が認められました。本登録制度は、大阪府が、生物多様性の保全に積極的に取り組むことを宣言する府内の企業や団体に対して、取り組みをサポートする制度です。

応援宣言

宣言項目2:府内産や生物多様性に配慮した製品等を積極的に利用します
宣言項目3:社員等への環境教育により、生物多様性保全に対する意識の醸成に取り組みます
宣言項目4:自然環境の保全活動、生き物の生息環境整備活動に取り組みます
宣言項目5:イベント(生き物調査を含む)の開催などにより、生物多様性の普及啓発を行います
宣言項目6:外来種の持ち込みへの配慮や駆除を行い、在来種の生息・生育環境を守ります
宣言項目7:生物多様性保全への支援・寄付を行います
宣言項目10:オリジナル宣言

おおさか生物多様性応援宣言(事業者・団体の紹介)

  • 大阪府のWebサイトに移動します。

当社グループの中核企業である沢井製薬関東工場では、敷地内に約50種類の樹木を植え管理を行っています。また、洪水対応を兼ねた調整池を整備保全することにより、工場周辺の生物が生息しやすいような環境を整えています。さらに、工場で使用した水は、地域の生物多様性への影響をできるだけ軽減するため、法令に従って適切に排水しています。

桜
雉
ヤマザクラ
  • 上記の写真はすべて、沢井製薬関東工場敷地内の動植物です。

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