グループについてサワイグループの事業と体制

サワイグループは、ジェネリック医薬品を中心とした医療用医薬品事業を柱に据え、長年にわたり人々の健やかな暮らしに貢献してまいりました。現在、この確かな歩みを礎としながら、薬剤治療の枠を超え、未病・予防から回復期までのあらゆるライフステージにおいて最適なケアを届けるべく、デジタル・医療機器事業への進出を本格化させています。
薬剤治療に限らない選択肢を提供することで、健康寿命の延伸に寄与し、ひとりでも多くの人々の健康に貢献していくために、総合ヘルスケアカンパニーとしての新たな挑戦を続けてまいります。

本ページに記載している製品(開発中のものを含む)や疾病に関する情報は、ステークホルダーの皆さまへの事業紹介を目的としたものであり、広告やプロモーション、購入の推奨や顧客の誘因を目的とするものではございません。

当社グループは未病・予防、治療、回復・維持の各フェーズにおいて、医療用医薬品事業とデジタル・医療機器事業を展開しています。医療用医薬品事業では治療フェーズにおいて、服薬治療としてジェネリック医薬品を中心に提供。デジタル・医療機器事業では、未病・予防フェーズにおいてデータ収集・記録・管理を行う非医療機器としてリストバンド型活動量計とPHR管理アプリを提供。治療フェーズにおいて服薬以外の治療を行う医療機器として治療(補助)アプリと非侵襲型ニューロモデュレーション機器を提供。回復・維持フェーズにおいてリハビリテーションを行う医療機器として手指運動リハビリテーションシステムを提供。未病・予防フェーズにおいては疾患予防・介護予防、疾患リスク検知から早期受診を促し治療につなげ、データ連携により治療の支援を行います。回復・維持フェーズにおいては、早期介入による治療効果アップや合併症・重症化回避を目指します。

医療用医薬品事業

沢井製薬を中心に、ジェネリック医薬品をはじめとした医療用医薬品の製造販売を国内で展開しています。患者さんの経済的負担の軽減と国の医療費節減に貢献し、ジェネリック医薬品のリーディングカンパニーとしての地位を確立しています。

特徴・強み

研究開発力

早期上市を可能にする知財戦略と付加価値の高い製剤開発

安定供給力

国内トップクラスを誇る
生産体制

情報提供力

豊富な製品ラインナップと
的確な情報提供体制

社会貢献力

事業活動を通じた医療アクセスの向上と医療財政への貢献

研究開発力

独自の知財戦略、高度な技術力、そして徹底した品質管理を融合させた、確固たる研究開発体制を強みとしています。

先発医薬品の特許に関する調査分析力

新製品の早期上市に向け、研究開発の初期段階から先発医薬品の特許に対する緻密な調査・分析を実施しています。多角的な知財リスク評価に基づき、特許回避の可能性を綿密に見極めることで、スピード感のある製品化を実現しています。
また、開発段階から長期的な安定供給を見据えた製剤設計を行うとともに、これまでに約700品目の開発で培った豊富な技術と知見を活かし、多品種かつ短期間での効率的な製品開発を可能にしています。

付加価値の高いジェネリック医薬品開発

医療現場や患者さんのニーズを大切にしながら、開発コンセプトを策定しています。営業部門や生産部門などさまざまな部門と緊密に連携・情報共有を行うことで、薬に「プラスαの価値」を付加するオリジナル技術の創出に挑戦し続けています。

沢井製薬の製剤化技術 SAWAI HARMOTECH® サワイハーモテック

医療現場のニーズや患者さんの声に応えるために開発された、沢井製薬独自の特許取得・出願済みの製剤技術群の総称です。服用時の負担を和らげる技術や、保管性・携帯性など取り扱いのしやすさを追求した技術など、薬に高い付加価値をプラスし、「飲みやすさ」と「扱いやすさ」を徹底的に追求しています。

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科学と技術で患者さんに寄り添う QualityHug® クオリティハグ

沢井製薬の製品であることが一目で識別できる「錠剤への模様転写技術」や、発がん性物質「ニトロソアミン」の混入対策など、科学と技術の力で患者さんの心配や不安に包み込む(ハグする)ように応えていく沢井製薬のオリジナル技術です。(特許出願・公開中)
※ 2024年度グッドデザイン賞受賞

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安定供給力

業界トップクラスの生産体制

国内に8つの製剤工場を擁し、2026年時点で年間約205億錠の生産能力を誇る業界トップクラスの供給体制を構築しています。最新設備やシステムの積極的な導入により、ジェネリック医薬品の安定供給とリスク低減に努めています。
たとえば、同一原薬を複数のメーカーから調達するマルチソース化や、製造ラインの自動化・省力化といったスマートファクトリー化を推進し、生産効率の向上とコスト削減、人的エラーの排除を同時に実現しています。
さらに、法令で定められた医薬品の製造管理および品質管理の基準「GMP(Good Manufacturing Practice)」を徹底するため、製造実行システム「MES(Manufacturing Execution System)」や品質試験情報管理システム「LIMS(Laboratory Information Management System)」の全工場への導入を進めています(一部工場は導入済、順次全工場へ拡大中)。各工程で定められた試験をクリアしなければ次の工程へ進めない厳格な仕組みをシステム化することで、さらなる品質向上と信頼性の確保を追求しています。

情報提供力

的確な情報提供

300名以上のMR(医薬情報担当者)、24時間365日対応の医療関係者向け窓口「医薬品情報センター」、そして医療関係者向け総合情報サイト「sawai medical site」の3つのチャネルを軸に、質の高い情報提供を行っています。
医療現場から医薬品の副作用や安全性に関する情報を迅速に収集・分析し、適正使用のためのフィードバックを行う双方向のコミュニケーションを確立しています。また、得られた医療関係者や患者さんの声を次の製品改良へ迅速に反映させるサイクルを回しています。

豊富な製品ラインナップ

当社グループの製品ラインナップは、約700品目にも及びます。多彩な品目を販売することで、幅広い疾患領域における情報の収集および提供が可能となり、医療現場における治療方針の検討や多様なニーズへの対応を支えています。
多くの品目を取り扱うため、MRは継続的な研修を通じて幅広い知識を習得しています。疾患領域を横断した知識の蓄積により、同一疾患における複数の治療選択肢や併用薬に関する情報など、より広い視点での情報提供が可能となり、患者さん一人ひとりの状態に応じた、より適切な治療選択に寄与しています。

社会貢献力

事業活動を通じた医療アクセスの向上と医療財政への貢献

先発医薬品と同等の品質・効き目・安全性を持つジェネリック医薬品を低価格で安定的に供給することで、患者さんの経済的負担を軽減するとともに、日本の医療財政の健全化に貢献しています。

販売錠数

約171億錠/年
(2025年度実績)

医療費節減額

約2,129億円/年
(2025年度実績)

体制

沢井製薬は、トラストファーマテックに製造及び研究開発を委託し、メディサ新薬と製品等の売買を行っています。メディサ新薬は、沢井製薬に研究開発(共同開発を含む)及び製造を委託し、化研生薬に製品等を販売しています。化研生薬は、沢井製薬に原薬を販売しています。

デジタル・医療機器事業

沢井製薬とFrontActでは、デジタル・医療機器事業へのチャレンジを開始しています。
ペイシェントジャーニーの幅広いフェーズ(疾患の予防・診断から治療、回復維持まで)を対象とした製品・サービスを提供することで、健康寿命の延伸に貢献してまいります。

未病・予防フェーズ

疾患リスクの検知により早期受診を促すこと、また、バイタルデータや生活記録を医療機関と連携することで適切な治療へ繋げることを目指し、ウェアラブル活動量計とパーソナルヘルスレコード(PHR)管理アプリを提供しています。

※ PHR(Personal Health Record):個人の健康記録

ウェアラブル活動量計

リストバンド型活動量計「ミモリー」(MiMoRy)
※ 画像はイメージです

社会課題であるうつ病やフレイル(加齢による心身の虚弱)などの疾患予測・早期介入の支援を目指し、FrontActが独自開発したリストバンド型ウェアラブルデバイスです。
ミモリーから取得できるデータを活用して健康状態の悪化を防ぎ、人々の健康寿命の延伸に寄与してまいります。

ミモリー製品ページ 新しいウィンドウで開きます

※ 本製品は医療機器ではありません

採用事例

東京都が推進する「令和7年度アプリを活用した高齢者の健康づくり推進事業」において、2025年6月18日に東京都とミモリーの買入契約を締結。東京都に5,000台を納品。

詳しくはこちら(PDF: 1.23MB)

パーソナルヘルスレコード(PHR)管理アプリ

SaluDi(サルディ)
※ 画像はイメージです

血圧・体重・血糖値などのバイタルデータや食事・運動記録、服薬情報などをまとめて記録・管理できるスマートフォンのアプリで、沢井製薬が提供しています。
デジタル技術を活用して個人の健康管理を支える「情備薬®」(情報を備えた常備薬)として、健康な社会の実現を目指し、開発。生活習慣病の治療支援だけではなく、予防医療として、地域住民や企業の従業員の健康管理にもアプローチしています。
高齢化や、糖尿病・高血圧症などの慢性疾患の増加による医療費増大という社会課題の解決に貢献してまいります。

SaluDi公式サイト 新しいウィンドウで開きます

※ 本製品は医療機器ではありません

採用事例

医療機関での採用実績:約3,000施設(2026年6月時点)
自治体での採用事例:兵庫県養父市、茨城県日立市、岐阜県養老町
アプリダウンロード数:約13万 DL(2026年6月時点)

治療フェーズ

薬剤治療に限らない選択肢やこれまでにない治療機会を提供することで、治療の幅を広げることを目指し、デジタル技術を活用した治療(補助)アプリやニューロモデュレーション機器への取り組みを開始しています。

治療(補助)アプリ

プログラム医療機器やデジタルセラピューティクス(DTx)などの上位概念の中で、治療(補助)アプリとは、医師が治療行為として処方できる薬事承認が必要な医療機器のことを指します。薬事承認を要さないヘルスケアアプリとは異なり、治験によって担保されたエビデンスを有しており、保険適用が可能です。

減酒治療補助アプリ HAUDY(ハウディ)
※ 画像はイメージです

アルコール依存症で減酒を治療目標とする患者さんの治療補助アプリで、沢井製薬が2025年9月より販売しています。アルコール依存に悩む人の早期治療を実現。飲酒習慣の改善による減酒を目指します。
また、疾患啓発にも取り組んでおり、アルコール健康障害にまつわる課題解決に寄与してまいります。

AUD(アルコール使用症/アルコール使用障害)疾病啓発サイト

AUDアルコール相談室 新しいウィンドウで開きます

承認番号:30700BZX00034000
区分:管理医療機器
一般的名称:アルコール依存症治療補助プログラム
使用目的又は効果:アルコール依存症患者の飲酒量低減治療補助
製造販売元:株式会社CureApp
発売元:沢井製薬株式会社
HAUDY(ハウディ)の販売名は「CureApp AUD 飲酒量低減治療補助アプリ」です。

非侵襲型ニューロモデュレーション機器

ニューロモデュレーションとは、電気や磁気、薬剤などによって神経を刺激することで神経の働きを調整(モデュレート)する治療法で、侵襲的なもの、非侵襲的なもの、または外科的処置を行い、装置を体内に埋め込んで用いるものなどがあります。
薬物療法で寛解に至らない、あるいは症状が遷延する精神疾患や神経疾患を有する患者さんに対する新しい治療法として、研究開発が盛んな領域です。
沢井製薬では、片頭痛の急性期治療を目的とした非侵襲型ニューロモデュレーション機器「レリビオン®」の製造販売承認を2023年12月に取得し、現在、自由診療での提供と同時に保険適用に向けた準備を進めています。
また、2026年2月に米国で発売(2025年12月にFDA承認)されたうつ病を対象とした非侵襲型ニューロモデュレーション機器「プロリブ®(米国での製品名「Proliv®Rx」)」の日本における製造販売承認取得に向けて、開発を進めています。

回復・維持(リハビリテーション)フェーズ

治療後の早期介入により治療効果を上げ、合併症や重症化を回避することで、早期の社会復帰や生活自立の実現を目指し、リハビリテーション医療機器を提供しています。

リハビリテーション医療機器

MELTz 手指運動リハビリテーションシステム
※ 画像はイメージです

手指の運動イメージを筋電(生体信号)から識別するアルゴリズムと、本人の運動イメージに応じた運動介助をおこなうロボット装置を連動させるリハビリテーション機器で、FrontActが販売しています。
脳血管障害による上肢麻痺や要介護という社会課題や、患者さんの「使える手を取り戻したい」という願いに応えます。

能動型展伸・屈伸回転運動装置
認証番号304AIBZX00014000

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