グループについて長期ビジョン・中期経営計画

サワイグループは、2030年度に目指したい将来のビジョン「Sawai Group Vision 2030」を描き、その実現に向けた最初の3年間として、新中期経営計画「START 2024」を策定しました。
※2021年5月公表

私たちが何のために存在し、何を大事にして行動し、どこへ向かうのか、新たにグループの企業理念を「なによりも健やかな暮らしのために」と制定し、「ジェネリック医薬品事業を通じた持続可能な社会の実現」と「新規事業により健康寿命の延伸にも貢献」することを根源的な存在意義、究極的な目的とし、その実現に取り組んでまいります。

なによりも健やかな
暮らしのために

サワイグループの事業を通じた社会課題への取り組み
ジェネリック医薬品事業を通じた持続可能な社会の実現
新規事業により健康寿命の延伸にも貢献

ジェネリック医薬品事業を中核に、 社会と共に持続的に発展するヘルスケア企業グループとして、 ひとりでも多くの人々の健康に貢献できるように努めてまいります。

長期ビジョン
Sawai Group Vision 2030

より多くの人々が身近にヘルスケアサービスを受けられ、社会の中で安心して活き活きと暮らせる世界を創るために、個々のニーズに応じた、科学的根拠に基づく製品・サービスを複合的に提供することで、人々の健康に貢献し続ける存在感のある会社になることを目指します。

Sawai GroupVision 2030

  • 創りたい世界像

    より多くの人々が身近にヘルスケアサービスを受けられ、社会の中で安心して活き活きと暮らせる世界

  • ありたい姿

    個々のニーズに応じた、科学的根拠に基づく製品・サービスを複合的に提供することで、人々の健康に貢献し続ける存在感のある会社

事業展開

ジェネリック医薬品事業を中核に新規事業にも挑戦します。プライマリ領域におけるリーディングカンパニーとして、予防から治療まで幅広い範囲で、薬剤治療に限らない選択肢を提供。また、これまでにない治療機会を提供すべく、希少疾患領域の新薬開発事業にも参入します。

事業展開のイメージ

目標数値

目標及び前提数値

2020年度 「Vision 2030」
2030年度
日本事業 売上収益 1,536億円 2,600億円
販売数量 133億錠 200億錠
販売数シェア 15.7% 20.0%以上
生産能力 155億錠 230億錠以上
新規事業 売上収益 800億円
米国事業 売上収益 336億円 600億円
売上収益合計 1,872億円 4,000億円
ROE 5.8% 10%以上

日本事業では、国内ジェネリック医薬品市場シェアの20%以上を目指します。230億錠以上の生産能力体制を整え、全医薬品メーカーでナンバー1の200億錠を販売し、医薬品の社会インフラ企業として“なくてはならない存在”として、社会的責任を果たしていきます。

中期経営計画
「START 2024」

「START 2024」3つの柱

  • ― ジェネリック医薬品事業 ―

    1 国内ジェネリック医薬品市場におけるシェア拡大

    • • 新製品の売上増加
    • • 安定供給力の強化

    2 米国事業における将来の成⻑に向けた事業投資

  • ― 新規事業への進出 ―

    3 新たな成⻑分野の開拓

    • • デジタル・医療機器事業
    • • 希少疾患領域の新薬開発事業
    • • 健康食品事業

①国内ジェネリック医薬品市場シェア拡大

新製品の売上増加

3年間で85品目以上の新製品の発売を予定しています。
今後も当社の強みである知財戦略により同業他社を凌駕し、 国内ジェネリック医薬品事業全体の収益拡大を図ります。

●新製品発売計画

2021年度 2022年度 2023年度
成分数 14 11 14
製品数 32 27 26
先発医薬品市場 2,507億円 2,880億円 2,744億円

安定供給力の強化

業界再編・集約化を見据え、 自社工場建設、他社工場買収、高品質の生産委託先の確保等あらゆる手段を講じ、 さらなる供給能力向上を目指します。

②米国事業における将来の成⻑に向けた事業投資

2023年度までの3年間は 将来の収益性向上のための設備面、 研究開発等の先行投資を予定。2024年以降の成長を目指します。

今後の収益イメージ

③新たな成⻑分野の開拓

ジェネリック医薬品の事業以外にも積極的に投資を行い、これまでに培った強みを活かせるような新規事業にも果敢に挑戦していきます。特に、希少疾患領域をターゲットとした新薬開発事業、デジタル・医療機器事業、健康食品事業の3領域に、総額300億円の投資枠を設定し、重点的にリソースを投入していきます。

スペシャリティ領域

  • 新薬開発事業

  • 希少疾患領域
    (ALS治療薬など)

プライマリ領域

  • デジタル・医療機器事業

  • 精神・神経系疾患治療

  • 生活習慣病の管理

  • 健康⾷品事業

  • 未病対策

  • 健康寿命の延伸

社会課題解決に
向けた取り組み

SDGsの目標3「すべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する」を重点目標に掲げ、環境、社会、ガバナンスへの取り組みを推進していきます。

取り組む課題と数値目標等

これまでの事業活動を通じ、医療費の増大という社会的課題に対して、ジェネリック医薬品を安定的に供給し続けることで、毎年3,000億円近い医療費の節減に寄与してきました。引き続き、日米のジェネリック医薬品事業の売上の約2倍に相当する医療費の節減を目標とし、持続可能な社会保障制度と医療アクセスの向上を目指します。また、ジェネリック医薬品事業に留まらず、未病・予防を含む、より広いヘルスケア領域に事業を拡大し、健康寿命の延伸に貢献していきます。

本業(事業)

① 持続可能な社会保障制度と医療アクセス向上への貢献(ジェネリック医薬品による医療費節減)

日米ジェネリック医薬品事業売上の2の医療費節減効果

SDGs「3 すべての人に健康と福祉を」
SDGs「9 産業と技術革新の基盤をつくろう」

② 新規事業による健康寿命延伸への貢献

未病・予防を含むより広いヘルスケア領域に事業拡大

SDGs「3 すべての人に健康と福祉を」
SDGs「9 産業と技術革新の基盤をつくろう」

ステークホルダーとの関係

E:環境に配慮した生産

2013年度+αを基準に、
総量でCO2排出量を46%削減(2030年度)

CO2排出量をネットゼロ(2050年)

廃プラスチックの再資源化率 65%以上(2030年時点)

SDGs「13 気候変動に具体的な対策を」

S:人材育成、働き方・働きがい、人権尊重

安全・多様な職場環境

ダイバーシティの推進

人権尊重への取り組み

SDGs「8 働きがいも経済成長も」
SDGs「10 人や国の不平等をなくそう」

G:コーポレートガバナンスの深化

持株会社化を通じたガバナンスの整備・運用深化

リスクマネジメント・コンプライアンスの強化

SDGs「17 パートナーシップで目標を達成しよう」

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