プレスリリースUpsher-Smith Laboratories, LLCとRafarm S.A. 米国におけるモキシフロキサシン点眼液 0.5%発売のお知らせ

2021.05.31
Upsher-Smith

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サワイグループホールディングス株式会社(本社:大阪市淀川区、代表取締役社長:末吉一彦)の米国子会社であるUpsher-Smith Laboratories, LLC(本社:米国ミネソタ州、社長兼CEO:Rusty Field、以下:Upsher-Smith)とRafarm S.A.(本社:ギリシャ アテネ、社長兼CEO:Nikolaous Rassias、以下:Rafarm)が、米国においてモキシフロキサシン点眼液 0.5%(先発品名:Vigamox®点眼液)を発売したことをお知らせいたします。

 

Upsher-SmithとRafarmは2018年に6種類の眼科用剤および耳科用剤のジェネリック医薬品の開発・販売に関するパートナーシップ契約を締結しています。その契約に基づき、Upsher-Smithが、FDAへのANDA申請および承認取得、承認取得後の製品販売を、Rafarmが、Upsher-Smithに独占的に開発および製造を行うこととなっており、今回の件は本契約における上市製品となります。

 

■ Upsher-Smith 社長兼CEO Rusty Fieldからのコメント

モキシフロキサシン点眼液は、当社が扱う初めての眼科用剤であるだけでなく、Rafarmとの提携による初の上市品でもあり、この上市はUpsher-Smithにとって意義深いことです。Rafarmと提携できたことをとても嬉しく思っていますし、我々が共に築いてきたパートナーシップを誇りに感じています。眼科用剤と耳科用剤でポートフォリオを拡大し、さらに発展させていけることを楽しみにしています。

 

■ Rafarm 副社長 Aris Mitsopoulos氏からのコメント

Upsher-SmithとRafarmのチームは非常にうまく連携しており、強力なパートナーシップを築いてきました。Upsher-Smithの米国のジェネリック医薬品市場に対する豊富な経験と我々の優れた製造能力で、患者が高品質で低価格な医薬品が入手できるように邁進してまいります。

 

モキシフロキサシン点眼液について

モキシフロキサシン点眼液 0.5%は、米国では細菌性結膜炎に使用されています。Vigamox はAlcon, Inc.の登録商標です。

 

Upsher-Smithについて

Upsher-Smithは、1919年に設立され、創業100年の歴史を持つ米国本社のジェネリック製薬企業です。米国のジェネリック市場において揺るぎない地位と事業基盤を有し、長年にわたり高品質で低価格のジェネリック医薬品を提供しています。また、市場シェア上位の製品や製造難度の高い徐放性製剤を有し、独自のポジションを築いています。

 

2017年に沢井製薬(2021年4月よりサワイグループホールディングスの子会社)の子会社となったことで、沢井製薬とのシナジー効果を最大限発揮し、米国市場において、さらなる成長を図ってまいります。
詳細については、Upsher-Smithホームページhttps://www.upsher-smith.com/をご覧ください。

 

Rafarmについて

Rafarmは、点眼用剤および複雑な注射剤に特化した製薬会社であり、「高品質の製品を低価格で」というビジネス上の信念を体現しています。同社は1972年にギリシャで設立され、欧州や米国、カナダ、オーストラリアなど世界60カ国以上のリーディングカンパニーと提携しています。
詳細については、Rafarmホームページhttps://www.rafarm.grをご覧ください。
 

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