サワイグループホールディングス株式会社(本社:大阪市淀川区、代表取締役社長:澤井光郎、以下、当社)は、事業を通じた社会課題の解決に向けた資金をソーシャルファイナンスによって調達するために、ソーシャルファイナンス・フレームワーク(以下、「本フレームワーク」といいます)を策定しました。本フレームワークに基づき、国内公募形式のソーシャルボンド※(以下、本社債)を発行する予定であり、本社債の発行に向けた訂正発行登録書を本日関東財務局長に提出しましたので、お知らせいたします。
※ 社会課題の解決に資する事業の資金を調達するために発行される債券
1.発行の目的・背景
当社は、ジェネリック医薬品事業を中核に、社会とともに持続的に発展するヘルスケア企業グループとして、ひとりでも多くの人々の健康に貢献できるように努めております。グループの企業理念を「なによりも健やかな暮らしのために」と制定し、「ジェネリック医薬品事業を通じた持続可能な社会の実現」と「新規事業により健康寿命の延伸にも貢献」することを根源的な存在意義、究極的な目的とし、その実現に向けて取り組んでおります。
当社グループの中核企業である沢井製薬株式会社(本社:大阪市淀川区、代表取締役社長:木村元彦)は医療用医薬品供給数量シェアトップのリーディングカンパニーとして、高品質・低価格のジェネリック医薬品を安定的にお届けするために、なくてはならないインフラ企業としての役割を果たしております。本社債の調達資金は沢井製薬株式会社第二九州工場(福岡県飯塚市)で計画中の新固形剤棟建設に係る投資に充当する予定であり、ジェネリック医薬品の供給不足という社会課題の解決に、ソーシャルファイナンスの実行を通じて力強く取り組んでまいります。
2.本社債の概要
名称 | サワイグループホールディングス株式会社 第2回無担保社債 (社債間限定同順位特約付)(ソーシャルボンド) |
発行額 | 100億円(予定) |
年限 | 5年(予定) |
条件決定日 | 2024年5月(予定) |
主幹事証券会社 | SMBC日興証券株式会社、大和証券株式会社 |
ストラクチャリング・エージェント※ | SMBC日興証券株式会社 |
資金使途 | 沢井製薬株式会社第二九州工場(福岡県飯塚市)で計画中の新固形剤棟建設に係る投資に充当する予定 |
3.本フレームワークの適格性に関する第三者評価
本フレームワークは、国際資本市場協会(ICMA)が定めるソーシャルボンド原則等(以下、「原則等」)に基づき、①調達資金の使途、②プロジェクトの評価および選定プロセス、③調達資金の管理、④レポーティングの4要素について定めています。また、本フレームワークについて、第三者評価機関である株式会社格付投資情報センター(R&I)より、原則等と整合的である旨のセカンドオピニオンを取得しております。
本フレームワークの詳細およびセカンドオピニオンについては、以下をご参照ください。
・本フレームワークの詳細
・セカンドオピニオン